食中毒かしら?
急に吐き気がして下痢が始まったけど本当に食中毒?
もしかしたらウイルス性胃腸炎かも?と不安になりませんか?
今回はウイルス性胃腸炎 うつる?期間と感染?原因と症状 対策は?をご紹介します。
ウイルス性胃腸炎とは?種類はどんなものがある?症状は?
ではウイルス性胃腸炎とはどういうものをいうのでしょうか?
ウイルス性胃腸炎はアデノウイルス、ノロウイルス、
アストロウイルス、ロタウイルスなどがその原因と言われています。
俗に言うノロ、ロタと言われているものです。
ノロは大人が感染しロタは小児が感染すると言われています。
●ウイルス性胃腸炎に感染した時の症状は?
各ウイルスは感染した時の症状が違い為に、
なんのウイルスに感染したかは大体判断はできますが、
ロタとノロが感染者数の大半をしめますから
この二つをご紹介したいと思います。
どのウイルスに感染したかによってウイルス性胃腸炎の
ノロウイルスの場合は症状が人によってさまざまです。
症状は発熱、嘔吐、下痢なのですが、
その症状の重さにおいては人それぞれです。
激しく嘔吐する方もいれば、激しい下痢の症状の方もいます。
ロタウイルスの場合は乳幼児に多いのですが、
同じように発熱、嘔吐、下痢となります。
ロタウイルスの便は、白色便下痢症と呼ばれ、
お米のとぎ汁のように白い便です。
ウイルス性胃腸炎はうつるの? 対策法は?
ウイルス性胃腸炎の場合人に感染する場合があります。
おおむねの感染経路はノロウイルスとロタウイルスは
人から人への経口感染になります。
ロタウイルスは強力な感染力で、
感染者の1mlの便には1億個以上のウイルスがいると言われ、
ロタウイルス10個もあれば感染してしまうと言われています。
井戸水や牡蠣などの二枚貝にノロウイルスが蓄積されたものを
食べる事でうつる場合もあります。
●ノロウィルスとウイルス性胃腸炎との違いや症状!対策法は?
ウイルス性胃腸炎の原因は、二枚貝を生で食べた事によるものが大半です。
でもこれは牡蠣そのものが問題なわけではなく実は、
海水がノロウイルスを含んでおりそのウイルスが
牡蠣の内臓に蓄積するためです。
海水からノロウイルスに感染の方が可能性はあるかもしれません。
感染経路が経口感染のウイルス性胃腸炎の
為対策予防としてうがいや手洗いは大事です。
また、家族がウイルス性胃腸炎に感染した場合は
マスクや手袋をして嘔吐物や便を片付けてください。
そして処理したら手を丁寧に洗うことが大事です。
また、アルコール消毒はロタウイルスやノロウイルスには効きません。
死滅しないのです。アルコール消毒と共に
ウイルスが気化し空気中に漂い、うつる可能性もあります。
その時は次亜塩素酸ナトリウムを使用するのがベストです。
ですから漂白剤を使用して、嘔吐物などが付着した場合は洗濯をしてください。
ウイルス性胃腸炎は病院を受診!おすすめのレシピと食事は?
ロタウイルスやノロウイルスはどうのくらいで治るのでしょうか?
大体ですが、完治まではロタウイルスで
3日から7日くらい、ノロウイルスは3日です。
嘔吐や下痢が長引くと当然脱水症状になりやすくなりますし、
その状態のままで水分を取らないと駄目です。
すぐ吐き気や下痢をする場合は点滴で補う必要があります。
この時吐き気や下痢を止めようと考えて下痢止めや
吐き気を止める薬を飲んではいけません。
どうしても苦しい場合は病院の医師へ相談して見てください。
●ウイルス性胃腸炎 おすすめのレシピと食事は?
下痢と嘔吐でウィルス性胃腸炎の時には驚くほど水分が体外に出てしまいます。
なぜならひっきりなしに下痢と嘔吐の繰り返しですから。
無理してでも水分補給してください。
また、下痢や嘔吐でカリウムが失われます。
カリウムは体の中の電解質で重要なものなので
適宜補充する必要があります。
カリウムは果汁100%の果物ジュースを飲んで補充してください。
なぜジュースかというと、嘔吐で果物や生野菜は
そのまま食べるのは難しいからです。
まや、水より吸収しやすいアクエリアスや
ポカリスエットも補給した方がいいです。
そして補給する時は冷やして飲まないでくださいね!
胃腸に負担がかかりますから、常温の方が好ましいです。
食事は症状が出てから1週間は、バナナか林檎、ヨーグルトを
ミキサーでジュースにして飲んでください。
またはスープか重湯を飲むのがいいでしょう。
1週間経った後も胃腸が弱っていますから、
あまり胃腸に負担がかかるものは止めて
おかゆやもうどん、スープなどにした方がいいと思います。
まとめ
ロタウイルスやノロウイルスは激しい嘔吐や下痢を伴うウイルス性胃腸炎です。
どちらも人に移す感染症ですから、感染した場合は
人に移さないようにする為触ったところや食器や
お風呂など次亜塩素酸ナトリウムで消毒した方がいいです。
ようは二次感染を防ぐ事です。
ウイルスの繁殖をシャットアウトしなければ
凄い勢いで感染拡大してしまいますので気を付けてください。