今回のお中元は何が贈られてくるのか?
楽しみもありますが、こちらも贈るのにお金がかかってしまうのが困ったところ!
今回はお中元の意味は変化した!お中元の由来と意味についてご紹介します。
お中元の元々の意味とは
現代ではお世話になったあの方やこの方にデパートで
購入したものを贈るものになってます。
でも元々の意味ってどんなものがあるのでしょうか?
その意味と由来についてご紹介します。
お中元は元々は宗教から来ています。
宗教でもキリスト教や仏教など色々なものが
あると思いますがお中元は道教になります。
道教の中元とは自分の過去の罪を償う為に、
旧暦の7月15日に火をたいて神様を祭るものでした。
日本には先祖を供養するための盂蘭盆会がらいますが、
中元は盂蘭盆会と同じ時期に行います。
その事が間違って伝わってしまい、
中元が先祖供養と誤解されてしまいました。
そしていつの間にか中元はお盆に品物を
贈るような風習になったのです。
だからお盆の時期にお中元を贈るのです。
地域によっては、7月1日から7月16日の所もあれば
8月15日辺りになってます。
現代のお中元は
現代のお中元は段々と贈る方が減ってきているようです。
会社がらみのお中元つまり、お世話になっている
お得意先へ贈るものは経費節減などの理由から、
やめておこうという傾向があります。
個人が自腹を切ってまで贈るのは、
資金がかかって大変ですから・・・
そして、企業もそうですが不景気で給料も上がらず
残業代もあまり稼ぐことが出来ない状況です。
また、これから先の見通しがつかず、貯金を
しておこうという方が多いのではないでしょうか?
また、贈ったり贈られたりすること自体が
面倒くさいという方も多いと思います。
だって、お金も掛かるし、せっかく贈ったのに、貰った方は
あまりうれしくないものだったりすると、残念ですね!
習慣だけで行っている事は、必ず無理が来ます。
自分がかつかつの状態では、なかなかお中元に
お金を出すのは難しいかも知れません。
本当のお中元は?
習慣化されたお中元ていうのは
私自身あまり魅力は感じません。
お世話になった方への感謝の思いを伝えるのは
何も品物を贈るだけではないはずです。
現代はコミュニケーションの方法が
過去に比べると大分変ってます。
以前は手紙を書いたり、電話していたものが
メールやLINEなどのSNSなどに変わってきました。
感謝の気持ちですからメールやLINEでも
いいかなとも思うかも知れません。
でも、相手すると「メールで済ませたか!」
とも思われるかもしれません。
やっぱり大事な方への感謝の気持ちを
表すのであれば、手紙がいいかも知れません。
それも自筆がいいでしょう!
心を込めて書いてみましょう。
それだけでも違いますよ。
まとめ
過去のお中元の意味や由来は
現代とは大分変ってしまいました。
でも人と人との思いのキャッチボールは手段は
変わっても基本的には変わらない普遍的なものだと思います。
ただ物を贈るより心を込めた手紙の方が
思いが伝わるものと信じています。