お屠蘇(おとそ)の由来と意味 作り方 飲み方 しきたりや作法は?

お正月

お屠蘇(おとそ)が無くてはお正月は始まりませんね!

特にお父さんは食べるだけではつまらないでしょう!

でもお屠蘇(おとそ)の意味や由来はあるのでしょうか?
また作法やしきたりは?

今回はお屠蘇(おとそ)の作法、しきたりや作り方、飲み方!
意味や由来をご紹介します。

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お屠蘇(おとそ)の由来と意味

お屠蘇は一年間魔を払いお正月に長く人生を全うする事を願い飲みます。

色々な説がお屠蘇にはあり一つは鬼を退治するという意味と、
もう一つは生きる力を取り戻し、魔を取り除くという説があります。

お屠蘇(おとそ)は中国から平安の時代に
日本に伝わったと言われています。

そして嵯峨天皇の頃によって江戸時代に広まっていきました。

お屠蘇(おとそ)の材料である屠蘇散の効能と中身は

屠蘇散は薬草でお屠蘇(おとそ)を作るときに使用します。

●よく使われる生薬
『桔梗』
『山椒』
『防風』
『肉桂』
『白朮』

 

お屠蘇は病気をせず長く健康的に生きてくことを願って飲むものです。

お屠蘇(おとそ)の作り方

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●準備品
『本みりん』
『日本酒』
『屠蘇散』

 

●作り方
『合計300ml程度に本みりんと日本酒を入れ、屠蘇散をそこに浸します。』
『甘口にしたければ本みりんを多くし、辛口にしたければ日本酒を多くします。』
『漬け込み時間は7から8時間です。』
『屠蘇散を取り出せば完成です。』

 

あまり長くつけすぎないでくださいね!

お屠蘇が濁ってきますので!

お屠蘇(おとそ)の伝統的なしきたり 作法や飲み方は?

一般的な作法を下記の通りです。

●お屠蘇(おとそ)の準備は?

屠蘇散を大晦日の夜に、井戸の内側に吊るします。

元旦の早朝にそれを取り出して、
本みりんと日本酒に入れます。

井戸の内側に吊るすことは現代では難しいと思います。

●お屠蘇(おとそ)の作法や飲み方は

まずは神聖なものですから元旦の朝早くに
組んだ水で身体を清めてください。

そして神仏を尊び拝みます。

そしてお屠蘇(おとそ)をまず飲みます。

それからお雑煮やおせちなどを食べてください。

朱塗りの三段重ねの盃、白銀や錫などの
お銚子または朱塗りを正式には使います。

ご家庭にない場合は構いません。

お屠蘇(おとそ)を飲む場合方角が大事で、
東の方角を家族全員で向きます。

そして、盃を年の若い方から年長者へと順番にすすめます。

年長者に若い方のエネルギーを渡すという意味が込められているそうです。

●飲む際のお屠蘇(おとそ)の注意点

未成年の方も行いますので、本当に飲んでは行けません。

あくまで形だけですのであしからず!

量を飲んでも効能や効果は期待できませんので
飲み過ぎには注意してください。

まとめ

お屠蘇はお正月のがんばった人のご褒美です。

もうちょっとでまたお仕事が始まりますので、
ゆっくり楽しんでくださいね!

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