月を子供の頃見ていると、月にはうさぎが
いるんだよと親から教えられていました。
月を良く見ていると、ちょうどうさぎが餅つきをしているように見えて、
うさぎはおもちが好きなのねとよく親に言っていたそうです。
そのうち私も年を重ねてくるうちに、
お月様には兎がいない事ははっきりわかります。
でも現代の科学の時代に生きてるからそれは
当たり前の事かもしれませんが、
もしこれが江戸時代であれば、まだ私の年齢になっても
うさぎがいると信じていたかもしれません。
今までいろんな迷信と呼ばれるものが、おつきさまにはあります。
特に赤い月は日頃見ている月とは違い、
なぜか不気味に思えて当然かも知れません。
今回は月が大きく見えるのは?今日の月が大きい理由は?月の赤い理由はをご紹介します。
月の赤い理由は?赤い月は地震の意味?
お月様っていつもは白く夜空に輝いてます。
そんなお月様は私たちを暗い夜の闇を
明るく照らしてくれる素晴らしい存在なのです。
特に江戸時代など、現代のようにネオンがない時代では
お月様がなければ夜外に出て歩く事もままならないでしょう!
そしてそのお月様が、赤く輝いていたら・・・・
それは科学がまだ進歩してない時代なら、
大騒ぎになることが想像されて当然でしょう!
きっとこれは神様が罰を与えたんだとか、
どこそこの誰がやってはいけない事を
したから天罰が下されたとか、
色んな空想の世界になると思います。
また当時の人は地震や災害を恐れていたでしょうから、
その前触れではないかとも思っていたはずです。
ただ中には逆に良い事が起きる思っていた人もいたようです。
お月様に願い事をすると叶うとか、
いい意味に解釈されていた方も結構いました。
でも現在の科学が進歩した方々から見れば、
滑稽に見える事かもしれません。
昔は理由がわからなかったでしょうし、
科学的な事もまだ解明されてませんですから
この恐れられていたんでしょうねこの現象が!。
現在は、科学的に解明されて、
誰もが理解できる現象だと思います。
月の赤い理由は?月が赤く見えるのはなぜ?
色鮮やかな月が赤く見えるのは何故だかわかりますか?
実は月が赤く見えるには見えるなりの理由があるんです。
●大気中に多くの水蒸気やちりなどがある場合
大気中に水分つまり水蒸気が多くなると、
その水蒸気によって月の光が屈折したり散乱したりします。
そしてそういう状態になると、目に見える色が赤い色になります。
そのため赤いお月様になるという事になります。
●月が沈む直前で、あるいは月が出たばかりで月が地面に近いところにある場合
朝焼けや夕焼けは美しく人々の心をわしづかみにします。
特に北海道などの果てしない大地の中で、
周りに何のない広い場所で見るとより以上に心に感動を与えます。
月が赤く見える時には低い位置にあることが多いのですが、
月が水平線や地平線近くにあるときは、
厚い大気の中を月からの光が通過します。
上に行くほど薄くなり、低いければ低いほど大気は厚くなります。
大気中を光が通過するとき、赤い光が届きやすく、
届きにくいのは青い光で、私たちの目に赤い光だけが届き、
赤い色に月も見えます。
大自然の力は偉大です。
私達人間はその御膝元で行かされているんだと
強く感じさせられます。
そんな自然の中では人間はちっぽけな存在なんですね!
偉大な自然の力には到底及ばないものです。
今日の月が大きい理由は?月が大きく見えるのは?
赤い月を見たことがある人は
いつもより赤い月は大きかったと思うようです。
なぜ、大きく赤い月だけが見えるのでしょうか?
答えは目の錯覚なんです。
錯視と言って同じものを見ても見え方は違います。
鳥が見た世界と人間が見た世界は違うと思います。
地平線近くに月がある場合、地平線のものに比較して
しまうため見えるのは大きくなります。
高いところに月がある場合は、
比較するものが周りにないので、小さく低いときより感じて見えます。
月が低い時に赤く月が見えます。
まとめ
昔は月食や日食などでも恐怖しおののいたと言われています。
科学的な説明を神秘的な月にしてしまうと
なんだかがっかりしてしまいますね。
でも神秘的なままでいた方が
ロマンがあっていいのかも知れません。