rsウイルス 症状 大人や赤ちゃんは?夏にも感染力があり重症化も!

RSウイルス

冬などの乾燥したシーズンだけ流行するのではなく夏にも悪さをするあの病気!

今回はrsウイルス 症状 大人や赤ちゃんは?夏にも感染力があり重症化も!についてご紹介します。

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rsウイルス 症状 大人や赤ちゃんは?感染経路や潜伏期間は?

★RSウイルス感染症とは?

このRSウイルスに感染、発症を『RSウイルス感染症』といいます。

RSウイルス感染症は、インフルエンザと同じく乾燥した季節に流行します。
毎年冬から春にかけて世界的に流行します。

しかし現在これは変化しています。

いままで乾燥した冬から春の時期12月をピークに3月頃減少傾向にあったのですが、
夏の時期7月頃からRSウイルス感染症の患者が見受けられるようになったのです。

怖いのは赤ちゃんが感染した時です。

ママからもらった抗体はRSウイルス感染症に関しては
抗体はあまり効果がないのが現状です。

RSウイルス感染症は、免疫つかず、
一生のうちに何度も感染する可能性があります。

●RSウイルス感染症の症状

RSウイルス感染症の症状は下記の通りです。

≪症状が軽度の場合・発熱がある(38度)≫

『・鼻水が出る』

『・乾いた咳が出る』

≪症状が重症化した場合≫

『・強い咳が出る』

『・からんだ痰』

『・鼻水が多量に粘っこい』

『・不眠症』

『・喘鳴』

『・細気管支炎』

『・多呼吸』

『・肺炎』

『・陥没呼吸をする』

『・無呼吸発作』

『・気管支炎』

軽度な症状のRSウイルス感染症だと風邪との区別が難しいのですが
しかし3割は重症化し入院するといわれています。

大人の場合は、RSウイルス感染症にかかっても、
軽症の場合が多いのですが、乳幼児の場合は、
重症化する場合が多いようです。

細気管支炎とは、細気管支の中で炎症を起こし、
細気管支が狭くなってしまい呼吸が苦しくなり
“ヒューヒュー、ゼイゼイ”といった喘息に似た症状が出、
肺炎になる可能性があります。

生後1ヶ月未満の新生児がRSウイルスに感染した場合
最悪は、呼吸をしなくなってしまいます。

また、1歳以下の赤ちゃんがRSウイルス感染症にかかれば、
『中耳炎』を併発する可能性もあります。

●赤ちゃんで注意が必要なタイプ

赤ちゃんや幼児でも注意が必要なタイプがあります。
このタイプはRSウイルス感染症にかかると重症化しやすいので注意してください。

①RSウイルス感染症に感染したのが初めての赤ちゃん
RSウイルスに対して免疫がありません。重症化する可能性があります。

②生後6ヶ月未満の赤ちゃん
小さいがゆえに免疫や体力が弱く、生後1ヶ月未満の赤ちゃんの場合
無呼吸を起こしてしまう可能性があります

③早産で生まれた赤ちゃん
早産で生まれてきた赤ちゃんは身体の発達が不充分であり、
免疫や体力などの面でも弱いです。

④免疫不全など疾患のある2歳以下の乳幼児

それ以外にも、心臓や肺に疾患を持っている高齢者、
筋疾患や神経、免疫不全の方も重症化しやすい傾です。

●RSウイルス感染症の感染経路

RSウイルス感染症の感染経路ってわかりますか?

RSウイルス感染症の感染経路は、空気感染はありません。

感染経路は『飛沫感染』と『接触感染』といわれています。

飛沫感染とは、RSウイルスに感染した人のくしゃみや咳などで
話をしている時に唾液が飛散して、それを吸い込むことによって感染する事です。

接触感染は、RSウイルスが唾液などが飛散して
床や体についた部分を直接触った
手で口へ持って行った場合です。

RSウイルスは体ら外へ出ても、
4時間から7時間も生存するのです。

生命力がありますね!

もし家族にRSウイルスの感染者が出たら、
感染者にはマスクをさせる事は大前提ですし、

感染者が触れそうな部分のこまめなアルコールや
塩素系の消毒剤などで消毒してください。、

●RSウイルス感染症の潜伏期間は

RSウイルス感染症はインフルエンザと同じで感染後も、
症状がすぐに出るわけではありません。

発症を確認までに潜伏期間があり、4日から6日間くらいです。

RSウイルスの潜伏期間は風邪と同じ症状があり、鼻水や発熱、咳がでてきます。

インフルエンザと同じで発症後1から2週間くらいで症状が軽くなってきますが、
登校や登園もできるようになりますが、体の中にはまだ
RSウイルスが残っていますから注意が必要です。

●RSウイルス感染症の治療は

RSウイルス感染症かどうかの検査はできますし
RSウイルスだとわかっても怖い事に特効薬は今のところありません。

海外ではリバビリンという薬が使用されることもあるんですが
日本では使用が認められていないんです。

ですからRSウイルス感染症にかかるとRSウイルスによる症状を
和らげるための対症療法と言われるものが行われています。

つまり発熱や咳を和らげたり、
痰を切ったりなどの薬などが処方されます。

そして水分補給や栄養補給、部屋を加湿し、
安静状態にします。

赤ちゃんなど重症化した場合は入院になり
酸素を吸入したり人工呼吸器の使用する可能性があります。

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■RSウイルス感染症の予防は?

RSウイルス感染症の重症化を防ぐ意味での
『シナジス』という予防薬の注射があります。

RSウイルス感染症にかかり重症化するリスクが
高い幼児や赤ちゃんです。

そしてシナジスは効果が短さのゆえに、流行期には
月に一回の注射が必要です。

乳幼児でシナジスの保険適応となる場合

①慢性肺疾患のある

半年以内に、呼吸が困難な症状があって、
生後1ヶ月たってからも酸素の吸入が必要な
気管支肺異形成症の乳幼児で2歳まで

②早産児

妊娠28週以下で生まれた1歳までの赤ちゃんで
妊娠29から35週以下で生まれた赤ちゃんで月齢6ヶ月まで

③先天性心疾患がある

血管や心臓に何らかの異常が
見られる先天性心疾患のある乳幼児で2歳まで

④免疫不全がある

免疫の弱い病気に罹っていたり、
免疫を抑える薬を一定量以上使っている

⑤2歳までの21トリソミー

上記以外の場合は残念ながら自費になります。

約8万円は体重が3キロ、約24万円は体重が10キロで
結構高いのでなかなか注射を受けるのは難しいです。

●RSウイルス感染症の治療期間はどれくらい?

RSウイルス感染症はかかり発症後、
完治まではだいたい2週間はかかります。

でも重症化した場合、たとえば細気管支炎や肺炎などになった場合、
2週間では完治は難しく、人によってはRSウイルス感染症が完治するまで
1ヶ月もかかることもあります。

怖い事にRSウイルス感染症の方がインフルエンザよりも
死亡の数が多いという報告もあります。

症状が悪く心配な場合は早急に病院での受診をおすすめします。

rsウイルス 症状 大人や赤ちゃんは?赤ちゃんは重症化


★赤ちゃんは重症化しやすい?

RSウイルスはインフルエンザより怖いと言われています。

RSウイルスは、特に乳幼児にかかりやすく2歳まで
ほぼ100%の確率で感染するといわれている病気です。

大人と違い、赤ちゃんが感染した場合重症化
しやすいので気を付ける必要があります。

だいたいは軽い症状で治りますが、重症化すると大変です。

咳がひどくてつらくなったり、喘鳴、多呼吸など呼吸困難になり、
細気管支炎や肺炎やになる場合もあります。

RSウイルス感染症になった生後1ヶ月未満の赤ちゃんは
無呼吸発作を起こして、突然死になる可能性もあるのです。

また重症化した場合は、入院しなければならず
吸入療法や酸素投与の治療をおこなわなければならない時もあります。

特に1歳未満の乳幼児の場合は気を付けてください。
RSウイルス感染症にかかると重症化する場合があります。

RSウイルスの感染経路は、飛沫感染と接触感染になります。

ですから、RSウイルスの感染の予防には、
うがい、手洗いの励行、マスクの着用の徹底化を実施してください。

そしてドアノブ、おもちゃや手によく触るような場所を、
数回に分けて予防の為にアルコール消毒してください。

また家族にRSウイルスの兆候があった場合は、パパ、ママなど家族の方は、
できるだけ赤ちゃんとの接触しないように気を付ける事です。

かわいい赤ちゃんを守るためにはいろんな予防を考えて行ってください。

rsウイルス 症状 大人や赤ちゃんは?夏にも感染力が強い


★夏にも感染力が強い

インフルエンザもRSウイルス感染症も、乾燥した冬に感染が多くなりますが

現在は、夏の時期に感染が流行し、保育所で子供が感染する場合が増えています。

●保育所へ行くには登所許可証を

RSウィルスに感染すると、医師に登所許可証を
書いてもらわなければ保育所に行けません。

ではどういう症状になると登録許可証を医師が書いてくれるかというと
まず熱が熱が下がらなくてはいけません。

そして、喘鳴が『ひゅーひゅー』とか『ぜいぜい』なくならなければいけません。
そして医師の診断が必要です。

●RSウィルスの予防は

RSウィルスの感染は、接触感染や飛沫感染及です。

RSウィルスは免疫が出来にくい特徴があり、
2歳までにほぼ100%感染しますし、大人になっても
かからない事はなく何度も感染する可能性があります。

そんな怖いRSウィルスですが予防はマスクの着用及び
手洗いうがいの励行を実施する事です。

また、玩具や机、ドアノブなど良く触るところを消毒してください。

まとめ


RSウイルス感染症の感染経路や潜伏期間、治療方法、治療期間、
症状や夏にも感染力が強く赤ちゃんは重症化しやすい事をご紹介しました。

RSウイルスの怖いところは
RSウィルスは免疫が出来にくい特徴があり、
2歳までにほぼ100%感染しますし、大人になっても
かからない事はなく何度も感染する可能性があります。

特に免疫力や体力のない赤ちゃんの場合
重症化してしまうので注意が必要です。

予防はマスクの着用及び
手洗いうがいの励行を実施する事です。

また、玩具や机、ドアノブなど良く触るところを消毒してください。

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